昨日の日経平均は反発。

8日連続で下げ続けた後、

9日ぶりに反発して引けました。

下げ止まり後の反発にしては、

上値が重い印象もありましたが、

前日にみえた「光明」が結実して、

米国で「デフォルト回避」のために、

与野党の暫定合意が成立したことで、

米国市場も反転上昇に転じており、

今日以降の日経平均もこれを受け、

「戻り局面」に入るとみられます。

もっとも、「戻り局面」といっても、

どこまで戻すことが可能なのかは、

中国や米国を中心とした海外情勢と、

岸田政権の打ち出す経済政策により、

大きく左右されることになります。

前号メルマガ(第389号:10月3日)等で、

「居心地のいい水準」を点検していますが、

暴落の前と後では条件が随分と変わって、

反転上昇にも限度があるのは確かです。

次号メルマガ(第390号:10月10日)では、

海外を中心にした相場環境の変化と、

新政権が準備している経済政策、

そして衆院選への展望などを踏まえ、

「10月相場」の展望を分析します。